アトピー症状の改善につながるフィラグリン発現誘導物質を同定-京都大学 椛島健治准教授
- アトピー性皮膚炎の症状を改善する化合物発見、京都大学の椛島健治准教授
- 京大 アトピー症状改善の化合物発見 NHKニュース
- 皮膚を保護、アトピー改善 新薬開発に光、京大 - MSN産経ニュース
- 皮膚の保護機能向上でアトピー改善…化合物発見 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- 時事ドットコム:皮膚の保護促す化合物=アトピー治療薬に期待−京大
- 京大、アトピー性皮膚炎の症状を改善させる化合物を発見 | マイナビニュース
- アトピー:内服薬に道 京大グループが化合物確認- 毎日jp(毎日新聞)
- アトピー緩和の物質 京大チーム発見、治療薬開発に期待 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
これらの新聞記事のもととなった論文はこちらです。
雑誌のインパクトファクターは12.047です。
主著者は大塚篤司さん、責任著者は椛島健治先生。
椛島先生のblogはこちら。
filaggrinの発現亢進によりバリア機能を向上させ、それに伴いアトピー性皮膚炎の発症や予防を行うことが可能となる化合物をみつけだした、というものです。
フィラグリンfilaggrinの誘導物質であるJTC801(JTC-801とも)はマウスへの経口投与の結果からは特に副作用が認められないようです。経口で鎮痛剤として(研究目的で)使われることもあるようですが、オピオイド鎮痛薬であるので常習性を懸念する意見もいくつかあるようです。ただ、塗布でも効きそうな感じはしますね。
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